2月 27, 2023
看護師が夜勤専従に従事するメリットとデメリット

夜勤専従はその名前の通り、「夜勤の時間帯のみ」働く看護師です。通常、看護の現場では日勤と夜勤を週の中で交互に繰り返しますが、これには身体の寝起きのリズムが崩れやすいというデメリットがあります。そんな気になる部分を解消できるのが、最初から夜勤だけしかしない夜勤専従です。

決まった曜日のみの夜勤ができるため、合わせた体内リズムを整えられる上、月あたりの勤務回数も少なくなるというメリットがあります。特に生活タイプが夜型の人や、体力に自信がある人は、より少ない勤務回数で収入も高い夜勤専従にすることで、収入アップとプライベートの充実、どちらも図ることが可能です。

一般的に、夜勤専従は非常勤として雇われる形式が多いです。常勤で働く夜勤専従常勤という雇用形態もありますが、求人数は少ないためしっかりリサーチして狙いを定めておき、常時応募の有無を確かめた方が良いでしょう。そんな夜勤に関する悩みは、大勢の看護師が抱えているものです。そのため、悩みの解消法や夜勤前後の過ごし方に関するライフハック等は数多くネット上で共有されています。夜勤に対する不安がある方は、情報収集しておくと良いかもしれません。

ただ、もし将来的に看護師を取りまとめる看護管理者を目指している場合は、夜勤専従への転職はデメリットになる可能性があります。院内の看護・運営に携わる委員会や業務は主に日勤帯に行われるため、日勤スタッフのみが携わることになります。よって、夜勤専従は免除されてしまうのです。このように、夜勤だけの勤務となると、勉強や理解を深める機会が減ってしまうケースがあるのも知っておきましょう。

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